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2004年 10月 13日
これはもうだいぶ「間違い」として認識され始めてるので良いのだが、
問題は上の辞書の定義。 絶対音感の対義語として「相対音感」があるけど、 これは最初に聴いた音と比べてどれくらい高いか低いかを判断するっていうものだそうな。 例えばラの音をまず聴かせて、それをヒントに音程で音を当てていく人のことらしいんだけど、 この人達は「移動ド唱法」で音を判断するらしい。 移動ド唱法というのは、どの音階であろうとドレミファソラシドで歌おうというもので、 例えばF durでファソラ~~という曲でもドレミ~~~と歌う。 音階の機能を相対的に当てはめてくってことなんだけど、 これだと実音が解らず全て移調して歌うことになるので、厳密に音を把握することはできない。 これに対し、ドならド、ファならファという考えの「固定ド唱法」で 判断するのが絶対音感なんだそうな。 一般的にはこういう考えみたいなんだけど、 「こんな定義で絶対音感になれちゃうの・・・・?」ってのが正直なところ。(苦笑) というか、これだと相対音感の方が難しいと思うんだけど・・・・。(^^; この定義が本当なら、僕は絶対音感を持ってることになる。 別に基準音をもらわずとも音採りは出来るし、 クラをやってる時、いつもB読みできず実音に直しちゃうのは絶対音感だかららしい。 幼児期から英才教育を受けなきゃなれないらしいから、僕は相当な訓練をつんだことになる。 しかし、この定義ではまず僕は違うことになる。 DQのオケを初めて深く聴いたのは DQファンタジアビデオ(1988/東北新社/ガイナックス)だったんだけど、 これを買った小学4年生当時は、 FC版と調の違う曲や途中で転調する曲の区別は全くつかなかった。 もうすでに「幼少期」とはいえない年齢だ。 僕がこの定義による音感を得たキッカケは、鍵盤でDQの曲を弾く楽しみを覚えた小学6年生頃。 ピアニカ(笑)でCDのブックレットについてた楽譜をみながら色々弾いてたんだけど、 ある日、「遙かなる旅路」の後半でf moll(Fから始まると解っただけだけど。) に転調していることに気付いた。 この発見を境に、ゲームとオケで調の違う曲など、 他の曲の調の違いなども解るようになった。 (ただし楽典は全くやってなかったので、それが何調とかは解らんかったけどね。) その後調が違うと変に感じるようになったので、ここでまず移動ド唱法をクリア。 そして中学に入り吹奏楽部に入ったおかげか、 440Hzと442Hzの違い程度なら解るようになった。 高いからといって別に気持ち悪く感じる訳でもないし、厳密に解るわけでもないけど、 標準ピッチから前後してれば、聴くだけでピッチが違うというのは解る。 あと、これは高校に入ってからテストして気付いたんだけど、 単音や単旋律の聞き分けなら100%回答できるようになった。 ここで、基準音なしで音を拾えるというのもクリア。 絶対音感 (3)|絶対音感 (2) |絶対音感 (1) スペアリブ
by ikuka226
| 2004-10-13 06:24
| 音楽理論・コラム等
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